どうも、Lazyです。禁伝幻環境最初のシーズンお疲れさまでした。S34で使用した並びを紹介したいと思います。
※スマホで閲覧される方はズームしてもらえると見やすいと思います
【並び】
【使用TN】
TN Silky heart 最高200× 最終100位
TN Laugh Maker 最高最終2011-33位 W/L 177-88
【コンセプト】
・カバルドンは一番上
・数値の高いポケモンでひたすら殴り、ダメージレースに勝つ
・対面選出を用意する
【構築経緯】
伝説が制限なく複数使えるルールにおいて、相手の立ち回りを縛ることが出来たり、対ダイマとの撃ち合い性能など採用しない理由がないと感じたザシアンとザシアンはジガルデやルギア、ホウオウなど絡め手に先に展開されると勝てないので、それらをまとめて流すことが出来るオボンカバルドンの2匹から組み始めた。
ザシアンと雨のシナジーやザシアンが不利な日食ネクロズマやホウオウなどに強く、個人的にザシアンの次に評価の高い伝説であるスカーフカイオーガを採用。
相手のカイオーガに比較的後投げが安定して、裏に大きな負荷をかけることが出来たり、カイオーガを選出されなくても優秀な耐性と技範囲で選出して腐ることなく動かせるチョッキディアルガを採用。
ディアルガや黒バドレックスに強いポケモンを考えた時に、ここまで切れていない地面の一貫を切れて、黒バドレックスに見た目一番強い珠枠である珠イベルタルと対面選出を立ち回りの一つとして成立させるために必要な襷枠の中でも、前述した2匹に強く、切り返し性能が非常に高い襷マーシャドーを採用。
【個体解説】
カバルドン @オボンのみ 図太い 砂起こし
215(252)-105-172(148)-×-106(108)-57 ※S個体値10
ステルスロック 欠伸 怠ける 吹き飛ばし
調整意図
HB...オボン込みでA242ザシアンの+1巨獣斬を78.6%で2耐え
HD...出来るだけ高く
S...最遅60族抜かれ
主にダイナネクロイベルなどのサイクルに対してステロ+欠伸で補助するために投げる。技はスタンパにはあまり投げないため、前述したようなサイクルのネクロズマやホウオウなどに何回も後投げ出来るように地震を切って怠けるを採用している。他にも役割集中で無理やり見てくる並びに対しても眠らせないと突破されないので、確実に1匹眠らせることが出来る。怠けるのお陰で勝てる試合は複数回あったが、地震がないせいで負けた試合はなかったので、この選択は正解だった。特定の禁止伝説に無類の強さを誇る一般ポケモンなので、以前の環境より選出の機会は減ったが、それでも唯一無二の強さがあると感じた。
ザシアン @朽ちた剣 意地っ張り 不撓の剣
191(188)-242(236)-135-×-135-179(84)
調整意図
H...8n−1
A...ほぼ特化
S...準速マーシャドー抜き抜き
最強の伝説枠であり、ほぼすべての試合に選出した。じゃれつくを撃つであろうジガルデやゼクロムなどが構築的に選出されることがほぼ無く、それならばディアルガやホウオウ、日食ネクロズマなどに打点を持った方がストレスフリーに投げられると考え、インファワイボで採用した。以前までの環境では、じゃれつくや剣の舞がないとHBサンダーがかなりストレスだったが、この環境ではHB静電気サンダーが存在しないので、この技構成を何の問題もなく使うことが出来た。調整はHが中途半端な感じがしたのでSを削ってHに回して耐久ラインを底上げしてもいいと思う。
カイオーガ @拘りスカーフ 臆病 雨降らし
175-×-111(4)-202(252)-160-156(252)
潮吹き 波乗り 雷 冷凍ビーム
調整意図
CSぶっぱ
初手から投げて場を荒らしたり、後続から投げてスイープしたりと非ダイマで動かしやすく、安定して強かった。また環境的にもトリトドンやガマゲロゲのような水無効枠が全くおらず、ザシアン同様以前の環境より比較的ストレスフリーに動かすことが出来た。ただ、HDザシアンと異常なほどマッチングしたので環境的に刺さりは良くなかったのかもしれない。
ディアルガ @突撃チョッキ 控え目 プレッシャー
197(172)-×-140-220(236)-120-123(100)
流星群 ラスターカノン 雷 大地の力
調整意図
H...出来るだけ高く
C...ほぼ特化
S...ミラーやチョッキカイオーガ意識
カイオーガに対して投げる枠。カイオーガだけでなくシンプルにダイマ時の撃ち合い性能が高いので、ダイスチルやダイアースで要塞化したりと選出して腐ることがないのが強力。また鋼タイプが優秀で、相手がダイジェットをするとディアルガを倒せずにそのまま突破する出来て、ダイジェットをせずにディアルガを倒してくると裏のザシアンやカイオーガで縛ることが出来たりとザシアンと弱点は被るものの意外と気付きにくいシナジーがある。現環境ではとても強い伝説枠だと感じた。
イベルタル @命の珠 控え目 ダークオーラ
201-×-116(4)-201(252)-118-151(252)
悪の波動 デスウイング 熱風 追い風
調整意図
CSぶっぱ
黒バド牽制枠。ザシアン+カイオーガがいるだけで投げるのを躊躇してしまっていたので、片手で数えられる程度しか投げてないが、投げてれば勝ててたなと感じた試合が数回あったので、もう少し信用して投げるべきだったと思う。技は非ダイマで技を1度も撃たなかったので、デスウイングよりもダイジェットの火力が上がる暴風の方が良かったり、追い風は不意打ちや挑発などでも良かったかもしれない。個人的に評価はずっと高くないが、構築の穴埋めとしては適任であった。
マーシャドー @気合いの襷 意地っ張り テクニシャン
165-194(252)‐101(4)‐×‐110‐177(252)
調整意図
ASぶっぱ
襷枠。起点グラードンやカバルドンのような明確にステロを撒いてきそうなポケモンがいない並びに対してとても強く動かせたり、シャドースチールや岩封で加速させずに裏で縛る動きが強力。また構築的に重かったディアルガに対してもザシアンと合わせて殴ることでこちらはダイマを切らずに処理出来る。技に関しては、この4つで完結していると思う。
【選出】
vsスタンパ() 有利
初手裏
初手潮吹きが通るならカイオーガで場を荒らして裏を通す、初手のオーガミラーはディアルガに引いて裏に負荷をかける。
vs 微有利
@1(or)
カバルドンに怠けるがあるので、基本的にネクロズマには無限に後投げ出来るため、ステロ+天候+ザシアンで崩しに行く。ダイナネクロイベル以外にもホウオウナットなどのサイクルベースの構築に対してもこの選出で勝つことが出来ると思う。
対面選出
@1
ダイマ+ザシアン+マーシャドーで対面的に殴り合って勝てそうな構築に対して投げていく。選出画面で一つの立ち回りとして頭の片隅に置いていた。
【重いポケモン】
HDザシアン
基本的に初手カイオーガから入らざるを得ない並びが多いので、初手にカイオーガを投げることが多いが、HDザシアンが来ると不利展開になりやすい。異常なほど当たったので、じゃれを耐えた後に石化に合わせてこちらのザシアンを投げて上から石化や巨獣斬を撃って処理していた。
単体以外にもきつい並びはまあまあ存在した。
【あとがたり】
序盤から取り組んでいましたが、慣れない環境で強い構築を組むのが難しく、噛み合いで勝敗が決まることが多かったのが反省点だと思いました。S34はとにかく慣れることを意識して、結果は二の次だと考えていたので、自分の中では微妙な順位で終わってしまいましたが、S35では、完成度の高い構築作りと最終1ページ目を目指して頑張りたいと思います。
・マーシャドーを貸してくれたロス
ここまで見ていただきありがとうございました!質問等ございましたら気軽に@Lazy_pk_までどうぞ
【証拠画像】