【SV S3 最終69位】迷走カバジバコイルカ

どうも、Lazyです。シーズン3お疲れさまでした。最終日に使用した並びを紹介したいと思います。

スマホで閲覧される方はズームしてもらえると見やすいと思います

 

【並び】

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【使用TN】

TN Silky heart 最終2177-69位 W/L 152-86

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TN ウタヲウタウ 最高2166 最終300位ぐらい

 

【コンセプト】

カバルドンは一番上

・対面操作を利用したサイクル

・クッション+攻め駒で柔軟な試合展開

 

【構築経緯】

環境トップであるハバタクカミ、テツノツツミに強いチョッキ持ちの中でも氷とフェアリーの一貫を切りながら対面操作が可能なチョッキジバコイルと増加していたマスカーニャやイルカマン、その他有象無象に電磁波を絡めた詰ませが可能なゴツメカイリューの2匹から組み始めた。

上記の2匹では、セグレイブが非常に重たかったり、ハバタクカミに役割集中で崩されることが多かったので変身前でも襷じゃなさそうなセグレイブに対して強引に突っ張る選択肢が取れたり、ハバタクカミを上から縛ることが可能な水打点持ちとして鉢巻イルカマンを採用。

ここまで構築単位でSラインが中速気味であったり、カイリューの処理ルートが少ないことが気になったので、神速の一貫を切ることが出来たり、誘う炎テラスタルやノーマルテラスタル、鋼テラスタルと前述したイルカマンとの攻めの補完がいいと感じた眼鏡ハバタクカミを採用。

ここまで崩すのが難しいキョジオーン絡みに対して身代わり+竜舞で崩すことが出来たり、テツノドクガ絡みなどに対して強い積みエースとして残飯セグレイブを採用。

最後に、元々は積みへの回答としてブーストエナジーを所持したテツノツツミを途中まで使っていたが、相手のジバコイルが重かったり、カイリューに対しての処理ルートがあまりにも少なかったので、電気の一貫を切りながらカイリュー入りに対して立ち回りやすさが格段に上がるオボンカバルドンを採用。

 

【個体解説】

カバルドン @オボンの実 腕白 砂起こし フェアリーテラスタル

215(252)-132-169(124)-×-109(132)-67

地震 ステルスロック 欠伸 怠ける

調整意図

HB...余り 出来るだけ高く

HD...187眼鏡フェアリーテラスタルハバタクカミのムーンフォースを最高乱数切り耐え

最後に入ってきたポケモン。元々はテツノツツミだったが、あまりにもカイリューに詰まされることが多かったので途中で変更した。シンプルに欠伸ステロの試行回数を一番稼げるときに投げて、展開していくのが強力。物理の役割集中で突破されないように吹き飛ばしを切って怠けるにしたが、これのお陰で拾った試合が多かったので正解だと感じた。8世代の頃に好んで使用していたので、久しぶりに使ったが手に馴染んだと思う。テラスタルは竜を意識してフェアリーで採用したが、基本的に切らないので他のテラスタイプでもいいと思う。

 

ハバタクカミ @拘り眼鏡 臆病 古代活性 フェアリーテラスタル

131(4)-×-105(236)-172(132)-156(4)-189(132)

ムーンフォース シャドーボール サイコショック 滅びの歌

調整意図

B...204鉢巻カイリュー地震を確定耐え

C...余り

S...準速テツノツツミ抜き

ハバタクカミの型の中でも耐久振り眼鏡が一番好みだったので、シーズンを通して使い続けた。ミラーで上を取るよりも物理技で簡単に倒されないようにB方面に厚くして行動回数を稼いだ方が強いと考えてBCSベースで採用した。セグレイブの氷の礫やテツノカイナの地面テラスタル地震など、本来のハバタクカミなら落とせる(圏内)だという認識を崩せるのが強力だった。技に関しては、マジカルフレイムなどが多く採用されているが、撃ちたい場面が一度も無く、滅びの歌を採用することで展開系や詰ませ系に対してシーズンを通して何回も拾ったので個人的にはかなり強いと感じている。テラスタイプはムーンフォースの火力を上げるためにフェアリーで採用。

 

イルカマン @拘り鉢巻 意地っ張り マイティチェンジ 格闘テラスタル

175-233(252)-117-×-108(4)-152(252) ※マイティフォルム時
175-134(252)-92-×-83(4)-152(252) ※ナイーブフォルム時

クイックターン ジェットパンチ インファイト 冷凍パンチ

調整意図

ASぶっぱ

対面操作、スイーパー、崩しの全てを行える万能ポケモン。格闘テラスタルにすることで変身前でも居座れる範囲を広げることが出来て、変身後はヘイラッシャが絡んだサイクルを2サイクル目で崩すことが出来たりと格闘テラスタルのお陰で拾った試合が数えきれないほどあった。技に関しては、冷凍パンチを元々ウェーブタックルで使用していたが、一切撃たなかったのでカイリューの処理ルートを増やせる冷凍パンチに変更した。初めて使用したが、非常に使いやすく、強力なポケモンだと感じた。

 

カイリュー @ゴツゴツメット 腕白 マルチスケイル ノーマルテラスタル

197(244)-154-156(212)-×-120-107(52)

地震 神速 羽休め 電磁波

調整意図

HB...出来るだけ高く

S...麻痺した最速ドラパルト抜き

非常に汎用性の高い誤魔化し枠として非常に強力であり、テラスタルを切ることでテツノツツミやハバタクカミなどを電磁波を絡めて対面から詰ませることが出来る。電磁波を見せることで神速をケアされないことが非常に多く、相手視点は見えないスイーパーとしても優秀だと感じた。また、最終日付近に増えていたマスカーニャやイルカマンに対して強い点も評価している。様々なポケモンに対して誤魔化しが効くのは強かったが、鉢巻以外の相手のカイリューに数的不利を取ると突破できずに詰む点だけは弱かった。テラスタイプは霊の一貫を切れて、格闘以外の弱点がないノーマルで採用。

 

ジバコイル @突撃チョッキ 控え目 アナライズ 水テラスタル

177(252)-×-135-166(4)-142(252)-80

10万ボルト ラスターカノン ボルトチェンジ テラバースト

調整意図

HDぶっぱ

チョッキ枠。チョッキ持ちの中でも対面操作が可能でテツノツツミやハバタクカミにかなり強い点を評価して使用した。軸として非常に選出率も高く、大きく勝利に貢献してくれたと思う。ただ、最終日はメタ対象であり、ハバタクカミやサーフゴーなどが地面テラスタルで奇襲してくることもあったので、扱いが難しいポケモンだと感じた。調整に関しては、HDに振らないと耐久がかなり怪しいのでHDに大きく振って最低限の火力も必要なのでCに補正をかけた。テラスタイプは耐性が優秀であり、地面に対する打点にもなる水で採用。

 

セグレイブ @食べ残し 陽気 熱交換 水テラスタル

209(148)-177(92)-125(100)-×-107(4)-140(164)

氷柱落とし 地震 竜の舞 身代わり

調整意図

H...16n+1

A…余り

B…無振りキョジオーンの塩漬けを身代わりが93.8%で耐える

S…準速87族抜き

キョジオーン絡みやテツノドクガ入りなどに出していける積みアタッカー。キョジオーンに対して身代わり+竜舞で取り巻きと合わせて鈍い持ち以外には最低でも有利なTODになり、急所に一回でも当たった瞬間勝ちが決まる。他にもカバルドンなどと合わせて積みの形がシンプルに強力であり、出した試合は大体有利展開に持って行けた。テラスタイプは、耐性が優秀であり、弱点(草,電気)と技の範囲(氷,地面)が噛み合っている水で採用。

 

【選出】

基本 引き先2(カバルドン,カイリュー,ジバコイル)+アタッカー1(イルカマン,ハバタクカミ)

 

【重いポケモン

S上昇イダイナキバ

ステロ撒きのDSイダイナキバは問題ないが、ビルド挑発(身代わり)のイダイナキバは処理ルートがかなり少ないので厳しい。

 

並びで言うと受けループは完全に切ったので無理です。

 

【あとがたり】

今期は結構真面目に取り組んだつもりでしたが、終盤になるにつれて構築が煮詰まらずに詰めの甘さを感じました。9世代が始まってからずっと勝ててないので、そろそろ結果を出したいと思っていますが来期からは育成環境の問題でやるかどうかわからないので次の機会では悔いの残らないように頑張りたいと思います。

 

【Special Thanks】

・使用したカイリューの型を序盤に教えてくれたどっぺる

・dmで話してくれたロス

・最終日通話してくれたこせ

 

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【証拠画像】

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