【SV S4 最終11位】超高校級カイナツツミドオー

Lazyです、S4お疲れさまでした。めちゃくちゃ悔しい結果に終わってしまいましたが記録として書こうと思います。

スマホで閲覧される方はズームしてもらえると見やすいと思います

 

【並び】

f:id:Lazy2525:20230401135125j:image

 

【使用TN】

TN ななみちあき 最終2204-11位 W/L 123-54

TN Silky heart 最高2171最終300位ぐらい

 

【コンセプト】

・相手の考慮外から崩しを行う

・サイクル下で高火力を押し付ける

 

【構築経緯】

序盤に使ってみた剣の舞+身代わりを所持した残飯テツノカイナの使用感が良く、増加していたハサミギロチンドドゲザンやその他一撃技、物理2特殊1のような前のめりな選出に対して非常に強かったのでテツノカイナをベースに組み始めた。

前述したテツノカイナを使う上で鬼火+積み(ウルガモス、ラウドボーン)やハバタクカミに対して一度引きながらテンポを掴めるポケモンが必要だと感じたので、それらの条件に該当し、カウンターや毒毒で試合を有利に進めやすいオボンドオーとこの2匹では低速気味なので、環境最速のSラインであり対面操作や眼鏡の火力をサイクル下で押し付けることが出来る眼鏡テツノツツミを採用。

ここまでアンコールカイリューキノガッサやアラブルタケなどの胞子持ち、コノヨザルが重いと感じたので、これらに対して電磁波を絡めながら強く、構築に欲しい鋼タイプとして欲しい要素を沢山持っているゴツメサーフゴーを採用。

@2はチョッキ枠と襷枠を最終日まで迷い続けたが、色々試すにつれて最終的に地面の一貫を切りながらテツノカイナが初手テラスした後に裏から来るサーフゴーに対してゴールドラッシュを受けながらサイクルを回せるチョッキ水ロトムとセグレイブ+特殊アタッカーの並びに対して出していける襷マスカーニャをそれぞれ採用。

 

【個体解説】

テツノカイナ @食べ残し 腕白 クォークチャージ フェアリーテラスタル

241(92)-161(4)-165(172)-×-115(212)-74(28)

雷パンチ ドレインパンチ 剣の舞 身代わり

調整意図

HB...A+4状態で不一致イカサマを身代わりが75%で耐える

無振りヘイラッシャのウェーブタックルを身代わりが最高乱数を切って耐える

HD...出来るだけ高く

S...20振りだとミラーやドドゲザンと同速が多発したので28振り

単体で見たら最強のポケモン。このポケモンの処理ルートを数匹で殴って対処している構築には剣の舞+ドレインパンチで簡単に詰ませて3タテすることも多かった。環境にいる物理アタッカーほぼ全員に対して強いため、選出して腐ることもほとんど無かった。また、身代わりが非常に強力であり、環境に蔓延していたらしい一撃技に対して一度も負けることなくストレスフリーに潜ることが出来たり、隠密マント持ちを入れずにキョジオーン絡みにも強いのが優秀。アンコールカイリューには無力なので麻痺を入れたり、型を確認しながら立ち回ることは使用する上で重要だと思う。テラスタイプは耐性が優秀で竜の一貫を切れるフェアリー一択。

テツノツツミ @拘り眼鏡 臆病 クォークチャージ 水テラスタル

131-90-134-176(252)-81(4)-206(252)

ハイドロポンプ 冷凍ビーム フリーズドライ クイックターン

調整意図

CSぶっぱ

試合序盤の様子見、終盤のスイーパーとして非常に強力。テツノカイナが不利を取るカバルドン絡みや明らかに受かっていない並びに対して眼鏡の火力を押し付けて強引に通しに行く。使う上で一番気になるのがハイドロポンプの命中不安だと思うが、撃たなきゃいけない場面で渋ると勝率が落ちると思っているので積極的に撃つようにしていた。避ける前提みたいな選出も数多くされたので、結果的に確率以上に当ててくれた気がするし、正解だったと思う。テラスタイプはハイドロポンプのリーチを広げるために水で採用。

サーフゴー @ゴツゴツメット 図太い 黄金の体 飛行テラスタル

193(244)-×-159(236)-153-111-108(28)

シャドーボール 気合い玉 電磁波 自己再生

調整意図

HB...出来るだけ高く

S...麻痺した最速ドラパルト抜き抜き

優秀な補完枠。構築全体での課題を一匹で解決してくれるので、補完枠として入ってきた。電磁波+気合い玉で環境に多かったカイリュー+ドドゲザンのような並びに強かったり、コノヨザル入りやキノガッサ入りに選出した。電磁波持ちなのに祟り目ではなくシャドーボールを採用しているのは、電磁波が通らない地面や電気、サーフゴーに対してのダメージを考えた結果シャドーボールを選択した。最終日はイダイナキバやガブリアスが多く、構築的にそれらが重いので選出機会が減り、アーマーガアに変更するか検討した。検討枠ではあるが、出した試合はそれなりの活躍はしたので悪くはないと思う。テラスタイプは地面の一貫を切り、カバルドンや地割れ持ち対して強くなる飛行で採用。

ロトム @突撃チョッキ 穏やか 浮遊 鋼テラスタル

157(252)-×-128(4)-139(108)-159(140)-107(4)

ハイドロポンプ 放電 ボルトチェンジ テラバースト

調整意図

HD...193テツノツツミのフリーズドライが確定3発

C...余り

S...麻痺した最速ドラパルト抜き

チョッキ枠。最終日まではチョッキサザンドラやチョッキハバタクカミなどを使用していたが、テツノツツミが非常に重かったり、地面の一貫とゴールドラッシュに対して引けるチョッキじゃないと構築として弱いと感じたのでそれらが可能な水ロトムを採用した。このポケモンを採用することで数自体はそれほど多くなかったが、デカヌチャンやスナノケガワ、キラフロルに対しても対面操作を絡めて動きやすくなるのも良かった点だと感じる。テラスタルフリーズドライムーンフォースを半減に出来たり、浮遊との噛み合いもいい鋼で採用。

マスカーニャ @気合いの襷 意地っ張り 変幻自在 氷テラスタル

151-178(252)-96(44)-×-90-170(212)

叩き落とす 不意打ち けたぐり テラバースト

調整意図

A...特化

B...216セグレイブの氷柱針を等倍で4発耐える

S...最速ガブリアス抜き

襷枠。この枠も最終日までは襷クエスパトラや襷セグレイブなどを使用していたが、ステルスロックを所持したガブリアス+ドラゴンテールカイリューのような氷が一貫している並びやセグレイブ+特殊高速アタッカーのような並びに出していける襷マスカーニャを最終的に使用した。しかし、このポケモンを出した試合は運負けを含めて全試合負けたり、テラバーストを撃つ展開もほとんどなかったので変更するべきだと思ったが、結局思いつかずに最後まで使用してしまった。この枠をセグレイブ+テツノドクガのような並びに強い襷枠に変更すればもう少し勝てたかなと後悔している。

ドオー @オボンの実 腕白 天然 ノーマルテラスタル

237(252)-95-123(252)-×-121(4)-40

地震 毒毒 カウンター 自己再生

調整意図

HBぶっぱ

テツノカイナの最高の相方。ハバタクカミ+セグレイブのような並びに初手テツノカイナを投げてハバタクカミが来た時にムーンフォースを強制させて引き先になりながら毒毒などで試合のテンポを取りに行くことが可能。また、数的有利を取った際の詰め性能が素晴らしく、何度も勝利に貢献してくれた。また、環境に一定数いた毒菱+カイリューのような並びにも前述したテツノカイナや水ロトムと合わせることで一度も負けずにレートを上げれた点も良かった。このポケモンの性能を最大限に引き出せる構築だと思う。テラスタイプは拘りハバタクカミへの詰め性能が格段に上がるノーマルで採用。

 

【選出】

基本テツノカイナ+ドオー@1(テツノツツミ、水ロトム)

 

【重いポケモン

C上昇ブーストエナジーテツノドクガ

シンプルに処理ルートが少ない上にテラスタイプ次第で立ち回りが変わるので非常に厳しい。マスカーニャの枠をテツノドクガに強いポケモンにするべきだった。

他にも色々いますが、練度と立ち回りで何とかしてました。

 

【あとがたり】

今期は最終1ページ目だけを目標にしており、最終日前日には2ロム10位台前半、最終日も途中までは2ロム1桁、数時間2位~4位についてましたが、片方が溶けて1ロム特攻で8時半過ぎぐらいに1桁+2200で祈っていました。結果的には最終11位でギリギリ最終1ページ目に届きませんでしたが、一回目の2200チャレで勝っていればそもそも1桁だったり、最後2200に乗ってから祈っていた自分の弱さが原因での結果だと思うので受け止めて次は日和らずに潜りたいと思います。構築も軸のカイナツツミドオーは強かったけど、補完が60点ぐらいだったのでそこも反省点です。来期からはルールも変わりますが、最終1ページ目だけを目標に頑張っていきたいです。

 

【Special Thanks】

・最終日通話してくれた人たち

・最終日応援してくれて1桁を一緒に祈ってくれた人たち

・頑張って当ててくれたツツミちゃん

 

何かあれば@Lazy_pk_までどうぞ

twitter.com

 

【証拠画像】