【SV S5 最終41位】サフゴカイリューTRICK

S5お疲れ様でした。最終日に使用した構築を紹介します。

スマホで閲覧される方はズームしてもらえると見やすいと思います

 

【並び】

 

【使用TN】

TN クドリャフカ 最終2122-41位 W/L 195-122

TN きになります 最高2119 最終100位台 W/L 185-117

 

【コンセプト】

・トリックやアンコール、鬼火を活かしたタイプ受けサイクル

・定数ダメージによる崩し

 

【構築経緯】

環境に追加されたパオジアンやディンルーに対して上から対面操作+引き先の動きで怯みに怯えずに展開出来たり、トリックを入れて機能停止にさせることが出来るスカーフ水ロトムとパオジアンに対してロトムのボルチェンから出して数的有利を取れたり、数を増やしていた甘えるハバタクカミなどに対して最も安定するチョッキドドゲザンの2匹から組み始めた。

 

前述した2匹と合わせてスタンダードな並び(カイリュー+ディンルー+α)に対して選出出来たり、ロトムと合わせて相手のカイリューにアンコールやトリック、鬼火を絡めて強く、立ち回りの幅が格段に広がるブーツカイリューを採用。

 

次にカイリューとの相性補完が優れており、ステロ+撒菱+眼鏡ゴールドラッシュで受け気味の構築に対して滅法強く、軸のミトムドゲザカイリューで勝てない並びに対してディンルー+サーフゴー+カイリューのサイクルで勝つことが出来たりと入れ得だと感じた眼鏡サーフゴーとオボンディンルーをそれぞれ採用。

 

最後に、ここまでウルガモスミミッキュ、セグレイブが若干重かったので、それらに対して欠伸で流しを行えて、それらと一緒に入ってることが多いハバタクカミやテツノツツミにも強く出れる残飯ニンフィアを採用。

 

【個体紹介】

 

ディンルー @オボンの実 慎重 災いの器 水テラスタル

242(92)-131(4)-175(236)-×-134(172)-66(4)

地震 カタストロフィ 撒き菱 ステルスロック

調整意図

H...カタストロフィでオボンを食べる為に偶数

HB...余り

HD...187イーユイの炎テラスタル眼鏡オーバーヒートを最高乱数切り耐え

ディンルー枠。2070ぐらいまではオボンフェアリーテラスタルガブリアスを使用していたが、あまり強いと感じなかったので途中で変更したら一瞬で2100まで到達出来た。シンプルにステロ+カタストロフィが強力だが、撒菱を入れることで受け寄りの並びを簡単に崩すことが出来たり、ステロがあまり刺さらないサーフゴーなどに対してサイクル下で大きな削りになったりと非常に強力だった。調整に関しては、初手のディンルーミラーでカタストロフィを撃ち合うことを考えたら偶数では無く、奇数の方がいいのでHを1つ下げてDに回した方がいいかもしれない。テラスタイプはパオジアンの氷柱落としやイーユイの炎技などを半減に出来る水で採用。

 

カイリュー @厚底ブーツ 意地っ張り マルチスケイル ノーマルテラスタル

195(228)-204(252)-116(4)-×-121(4)-103(20)

地震 神速 羽休め アンコール

調整意図

【S4最終3位.5位】鉄魂キョジドクガ - Origin Regression

※うわっきーさんがS4で使用されていた調整を使用させてもらいました

カイリュー枠。ブーツ+アンコールを所持することで初手のディンルーミラーでお互いステロを撒いて削り合い、こちらのディンルーが地震圏内に入った時に引くことで数的不利を取らずに試合のテンポを掴むことが出来る。また、ステロを絡めることでシンプルにA特化テラス神速のリーチも広く、殴ることも詰ませることもできて非常に使いやすかった。また、カイリューミラーにおいて下からアンコール→サーフゴー、ロトム引きというアンコール+相性補完+拘りトリックでカイリューを見る動きも強力だった。テラスタイプは神速のリーチを伸ばすためにノーマルで採用。

 

サーフゴー @拘り眼鏡 控え目 黄金の体 鋼テラスタル

163(4)-×-115-203(252)-111-136(252)

ゴールドラッシュ シャドーボール 10万ボルト トリック

調整意図

CSぶっぱ

サーフゴー枠。優秀な耐性+特性でシーズン中一回も構築から抜くことがなかった。ディンルーを入れるまでは選出率が低かったが、ディンルーを入れてからディンルーとカイリューと合わせて投げることがかなり増えた。前述したとおり、受けサイクルをディンルーと合わせて簡単に崩すことが出来たり、相手のカイリューに対してこちらのカイリューと合わせて強かったりと崩し、サイクルパーツとしての役割を補ってくれた。10万ボルトの枠は元々自己再生にしていたが、知り合いが水テラスに撃てる10万ボルトが強いと言っていたので10万ボルトに変更した。自己再生が欲しい場面は無かったのと実際に10万ボルトのお陰で拾った試合があったので正解だった。調整に関しては、耐久に振るよりCSぶっぱにすることで眼鏡サーフゴーミラーや遅いウルガモスなどの上を取ることの方が重要だと感じたのでCSぶっぱで採用。実際に遅いウルガモスを抜いていたお陰で2100から2勝できたので、大正解だったと思う。テラスタイプはゴールドラッシュの火力を上げるために鋼で採用。

 

ドドゲザン @突撃チョッキ 意地っ張り 負けん気 フェアリーテラスタル

203(220)-205(252)-141(4)-×-106(4)-74(28)

ドゲザン 不意打ち アイアンヘッド テラバースト

調整意図

H...6n-1

A..特化

S...S振りディンルー意識で少し

チョッキ枠。環境に増加していた甘えるハバタクカミに対して最も安定するチョッキ枠として中盤からずっと使用していた。ディンルー+ハバタクカミ@1のような選出に対してミトムと合わせて滅法強く、高い勝率を保つことが出来た。また、初手パオジアンに対してミトムのスカーフボルチェンからドドゲザンに引いてテラスタルをすることで怯みに怯えずに数的有利を取る動きも強力だった。この動きをして引き際に聖なる剣を撃たれたことはシーズンを通して一度も無く、ドドゲザンが倒された展開は絶対零度のみだった。環境にゴツメカイリューが減少していた点も追い風であり、非常に環境に刺さっていたと思う。テラスタイプは格闘半減、カイリューに対する打点を持てるようにフェアリーで採用。

 

ロトム @拘りスカーフ 臆病 浮遊 ゴーストテラスタル

157(252)-×-128(4)-130(36)-128(4)-146(212)

ハイドロポンプ ボルトチェンジ トリック 鬼火

調整意図

H...ぶっぱ

C...余り

S...最速80族抜き

優秀なサイクルパーツであり、組み始めのポケモン。ディンルーに対してスカーフトリックから展開出来たり、パオジアンに対して上からボルチェンや鬼火を絡めながら動けるのが強力。また、構築全体で誘うヘイラッシャに対してもカイリューと合わせて完封することが出来る。ただ、最終日はディンルー→サーフゴーで拘りトリックを拒否してきたり、拘り前提で動かれることが増えたので若干動かしずらかった。このポケモンはどうしても低数値と命中不安がつきまとうが、それ以上にボルチェンとトリックが強かったのでシーズンを通して使用した。テラスタイプは元々フェアリーだったが、神速地震カイリューに対して詰めを行いたい場面が数回あったので、ゴーストに変更した。

 

ニンフィア @食べ残し 図太い フェアリースキン 水テラスタル

202(252)-×-128(252)-130-151(4)-80

ハイパーボイス 欠伸 願い事 守る

調整意図

HBぶっぱ

補完枠。重いポケモンをある程度誤魔化すことが出来て、欠伸や願い事を絡めてサイクルを回せる点を評価して最後に入ってきた。選出率はそれほど高くないが、出した試合はかなり活躍してくれたので補完として強力だった。テラスタイプは炎技やサーフゴーのゴールドラッシュを半減に出来る水で採用。

 

【選出】

基本 初手ミトム裏ドドゲカイリューor初手ディンルー裏サフゴカイリュー

 

【重いポケモン

チオンジェン

チオンジェン絡みを崩す方法がディンルーで盤面を整えてカイリューサーフゴーで崩すという方法なので、あまり安定して崩すことはできない。

 

【あとがたり】

今期はシーズン1と同じぐらい終盤に勝てずに最終日も何も思いつかず諦め気味でしたが、ずっと使っていたミトムドゲザカイリューの取り巻きが最後にしっくり来る形に仕上げる事が出来て、思ってた以上には勝てました。ただ、2120ぐらいから下振れてしまい、リアルの都合上最後まで潜るのが無理だったため、順位は微妙になってしまったのが悔やまれます。来期以降は力を入れてやるか怪しいですが、最後まで潜れるシーズンは最終1桁以外目指さないので、最終1桁が取れるように頑張ります。

 

【Special Thanks】

・終盤に通話してくれたロスとこせ

 

【証拠画像】