【SV S13 最終33位】岩塩サイクル

S13お疲れさまでした。最終順位は微妙ですが、構築の使用感もよく一桁付近までは行けたのでこちらの構築も紹介します。

↓もう片方のロムで使っていた構築

【SV S13 最終19位】二極化対面スタン - 思考がビタロック

 

【並び】

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【使用TN】

TN Silky heart 最高2153最終2123-33位 W/L 110-58

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※最高地点

 

【コンセプト】

・キョジオーン、カイリューを絡めたサイクル

・崩しを対面駒で潰し、受けで詰ませる

 

【構築経緯】

環境に多いスタンパに対して高い勝率を保つには電磁波耐性を付けながらその他の型にも対応する必要があると感じたので、カイリューやハバタクカミのほぼすべての型に毒テラス+HD鈍いで対応出来ると感じた残飯キョジオーンから組み始める。

 

キョジオーンを使う上で地面の一貫切り、剣舞orビルドを所持した水ウーラオスへの回答は必須だと感じたので、飛行タイプであり、電磁波+アンコで後投げからウーラオスに対応出来て、キョジオーン軸の課題である赫月ガチグマに対してもキョジオーンと合わせて択を仕掛けることが可能なゴツメカイリューを採用。

 

前述した2匹では、サーフゴーに対して無力なので、サーフゴーに滅法強いタイプであり、有利対面を作った際の圧力が凄まじく、赫月ガチグマ等も上から縛ることが出来る眼鏡イーユイを採用。

 

次に、ここまで崩すのが困難なキョジオーン絡みやドヒドイデ絡みに対して叩き+アンコで有利なサイクルを形成出来て、単体で重い剣舞竈オーガポンや眼鏡イーユイ等の高火力アタッカーを上から縛れる礎オーガポンを採用。

 

構築全体的にSラインが中速気味だと感じたので、スカーフを持たせることでSラインを引き上げる事が出来て、鉢巻パオジアン入り等に対して最低限のサイクルを回すことが出来るスカーフ連撃ウーラオスを採用。

 

最後に、ここまでステロ展開や対面的に投げた際に相手のカイリューに弱いと感じたので、挑発で展開阻止が可能であり、カイリューの主要な技の一貫を切りながら襷+電磁波で強く動ける襷ハバタクカミを採用。

 

【個体紹介】

カイリュー @ゴツゴツメット 図太い マルチスケイル フェアリーテラスタル

197(244)-×-147(148)-120-120-115(116)

エアスラッシュ 羽休め 電磁波 アンコール

調整意図

HB...出来るだけ高く

S...最速赫月ガチグマ抜き 麻痺状態の準速+100族抜き

カイリュー枠。キョジオーン軸はカイリューが必須だと思っているので、キョジオーンが起点にされてしまう身代わりビルドウーラオスに対して後投げから対処出来たり、キョジオーンがハメられる地震神速アンコカイリューに後投げが安定し、赫月ガチグマに対して有利寄りの択を仕掛けられる電磁波アンコで採用。キョジオーンを出せない並びに対してもクッションとして扱うことが出来るので使用感は良かった。テラスタイプはスケイルショット、暗黒強打、悪の波動などを意識してフェアリーで採用。

 

オーガポン(礎) @礎の面 陽気 頑丈 岩テラスタル

155-172(252)-104-×-117(4)-178(252)

ツタ棍棒 ウッドホーン 叩き落とす アンコール

調整意図

ASぶっぱ

サイクル補助兼対面駒。サイクルを回す上で弊害となる竈オーガポンや眼鏡イーユイなどを上から縛ることが出来たり、受けポケモンの持ち物を叩いてダメージレースを有利に進めたり、カイリューと合わせてアンコールを二段構えで使うことによって立ち回りの幅を広げることが出来のが非常に強力で使いやすかった。

 

ハバタクカミ @気合いの襷 控え目 古代活性 ステラテラス

131(4)-×-75-205(252)-155-187(252)

ムーンフォース 祟り目 電磁波 挑発

調整意図

CSぶっぱ

襷枠。構築全体で重いステロ展開を拒否出来て、対面的に投げた際に重くなりがちなカイリューに対して強いのが優秀。他にはキョジオーン+カイリューの2匹で重いガブリアス入りに対して出すことで安定した勝率を保つことが出来た。テラスタイプはカイリューの技の一貫を切りながら瞬間的に火力を上げることが可能なステラで採用。

 

連撃ウーラオス @拘りスカーフ 意地っ張り 不可視の拳 水テラスタル

175-200(200)-121(4)-×-80-149(252)

水流連打 インファイト アイススピナー 蜻蛉返り

調整意図

ASぶっぱ

スイーパー。構築全体の中速気味なSラインを引き上げることが出来て、受けるのが難しい剣舞や鉢巻を持ったパオジアンを上から縛ることが出来る。また、サイクルを回すのが難しいと感じた並びに対してハバタクカミ等と合わせて対面的に動くことも可能であり、サイクル、対面の両立が可能なのが強力だった。テラスタイプは水流連打のリーチを伸ばす水で採用。

 

キョジオーン @食べ残し 呑気 清めの塩 毒テラスタル

207(252)-120-168(20)-×-140(236)-46

塩漬け 鈍い 自己再生 守る

調整意図

HB...特化カイリュー地震を残飯1回込みで99.61%で耐える

HD...ハバタクカミや赫月ガチグマ意識で出来るだけ高く

S...最遅テツノカイナ抜かれ -1状態で最遅モロバレル抜かれ

9世代最強ポケモン。選出、立ち回り次第でどんな相手にも勝つことが出来て、キョジオーンが選出画面にいるだけで相手視点のみ一方的な選出択を押し付けられるのが最強たる所以。Sを落とすことで一定数居たボルチェンテツノカイナ+拘りやモロバレル+拘りのような並びに下から塩漬けを連打しているだけで勝つことが出来た。鈍いは前述したモロバレル絡みや竜舞カイリュー、身代わりハバタクカミ等に対して安定感が増すので重宝した。テラスタイプはハバタクカミに対して単体で強く、カイリューと合わせてほぼ全ての連撃ウーラオスに対応できる毒で採用。

 

イーユイ @拘り眼鏡 控え目 災いの玉 炎テラスタル

131(4)-×-100-205(252)-140-152(252)

オーバーヒート 火炎放射 悪の波動 サイコキネシス 

調整意図

CSぶっぱ

破壊枠。軸のキョジオーン+カイリューで無力な隠密マントを所持したサーフゴーに滅法強く、赫月ガチグマを上から縛れたりと相手の崩しに強い駒として採用した。カイリューの電磁波アンコなどで安全に盤面に出すことでサイクルを一気に有利に出来たり、初手からオーバーヒートを連打しているだけで勝てる試合もあり、出したときはかなり活躍してくれた。テラスタイプはオーバーヒートで有象無象を飛ばすために炎で採用。

 

【選出】

ルールが変わるので割愛

 

【重いポケモン

ディンルー

ステロを撒かれるとサイクルが不利になり、初手テラスオバヒで処理しにいくと後続から来るウーラオスやハバタクカミが一貫して負ける。

 

テツノツツミ

サイクルを回すのが不可能なので対面的に動いてオーガポンやハバタクカミで処理するか、先に他のポケモンにテラスを切らせてキョジオーンの塩漬けで倒す。

 

【あとがたり】

レギュE環境は電磁波が蔓延していたので、最終日に保険としてキョジオーン構築を組み、初めて2ロム違う構築で潜りましたが、かなりいい経験になったと思います。前期キョジオーンを触って慣れたので2050辺りからほぼ負けずに2150まで上がりましたが、最後勝ち切れなくて少し溶かしてこの構築を使っていたロムを放置して1ロム特攻に切り替えましたが、そこそこ安定して勝てたのでキョジオーンを使う上で自信が持てました。どのルールでもキョジオーンは最強だと思っているので、もっと使って練度を上げていきます。

 

【証拠画像】

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